昨日晴れる屋名古屋店で開催されたモダンPPTQラブニカの献身に参加してきました。(参加者は72人ぐらいだったと思います)

スイスラウンド7回戦+シングルエリミネーション3回戦です。

僕にとっては初のルール適用度:競技の大会だったので普段より緊張もありました。


まずは使用デッキ紹介から。
もちろんバントカンパニーです。

メインボード60

極楽鳥4
貴族の教主4
クァーサルの群れ魔道士2
復活の声2
漁る軟泥2
聖遺の騎士4
呪文捕らえ4
民兵のラッパ手2
ヴェンディリオン三人衆2
永遠の証人2
反射魔道士2

集合した中隊4
流刑への道4

吹きさらしの荒野4
溢れかえる岸辺4
霧深い雨林2
繁殖池2
寺院の庭1
神聖なる泉1
森2
平地1
島1
植物の聖域1
地平線の梢1
幽霊街1
ガヴォニーの居住区1

サイドボード15

聖トラフトの霊3
否認2
軽蔑的な一撃1
石のような静寂2
崇拝2
反射魔道士1
復活の声1
仕組まれた爆薬1
ボジューカの沼1
弁論の幻霊1


以前参加した東海王での経験をがっつり活かして調整しました。メインのメタは先週負け、8人いたとされるヴァラクートです。他にも広く対応できるようにしたつもりです。ウルヴェンワルドの足跡追いは手に入らなかったので採用はしませんでしたがこれが悪い方向に響かないといいなと思いつつデッキリストを提出しました。


今回特に意識したことはゲームプランを考えてプレイするということです。今までは得意な相手にはできていましたが苦手な相手には上手くできなかったように思っていたので。


では試合結果の方へ。
覚えている範囲でゲーム展開も書いていきます。
1回戦 vsBGトロン LWW

1戦目はQPMや軟泥、聖遺等で盤面を作りつつ攻めていきました。そしてヴェンディリオンで相手の手札を見た次のターンに相手の場に塔2鉱山1、相手の手札に魔力炉が加わったことを知っている場面で自分相手共に相手が土地をこのターン出してなく、魔力炉を置いていないにもかかわらず鉱山から2マナだし彩色の星をプレイし黒マナを出し致命的な一押しで軟泥を除去したことに疑問を持ちませんでした。その後塔2枚でワムコを出そうとしたところで自分が気づきジャッジを呼びました。ワムコ、プッシュともにヴェンディリオンで確認していたカードであったため公開された情報以外でゲームが進行していなかったこともあり星のプレイ前までゲームが巻き戻りました。ここで人生初の軽度の警告を貰いました。ここで互いに気が引き締まったのがプレイに表れていたと思います。露骨にお互い慎重になりました。
ゲームはその後QPMでワムコを割り、2体目のワムコもウィットネスで回収したQPMで割りましたが分裂したトークンで時間を稼がれている間にウギンを手札に加えられて負けました。

2戦目は初期の展開を覚えていませんが、確か静寂→ヴェンディリオンと動いたらお相手が残り時間が15分程度だったこともあり3戦目をやった方がいいと判断されたとのことで投了していただきました。

3戦目は2Tトラフト3Tヴェンディリオンでご無礼。


2回戦 vsアブザン WW

1戦目は囲いで中隊を落とされてスタート。2T聖遺、お相手は剥ぎ取り。聖遺のサイズを上げている間にタルモを出されますがすぐにサイズは増えず。未練ある魂と唱えられ均衡を崩されると思いましたが返しのトップでガヴォニーの居住区。場には2体の極楽鳥。幽霊街ですぐに割られましたがもうスピリットトークンは殴れず。最終的に3体になった聖遺(墓地に土地は8枚)がムキムキパンチしたところでお相手投了。

2戦目はマナクリ多めのハンドでスタート。序盤は互いにクリーチャーを多く引かず、単体除去で潰し合い消耗戦に。ガドックが出てきて中隊を封じられますがラッパ手で捕らえを見つけます。お相手昂揚を達成している剥ぎ取りを出して地上を固めるも飛行の捕らえが止まらず勝利。

サイドに特にBG系ミッドレンジに枠を取っていませんでしたがアブザンは困りませんでしたね。ジャンドだとちあみんの1枚が大きく響くとは思いますが…。

3回戦 vsBGトロン WLW

1戦目はお相手遅刻によりゲームロスになったため勝利。

2戦目はサイドせずにスタートのことでメインボードでの勝負。お相手先攻でウルザの塔。またトロンかよと絶望を感じつつもヴェンディリオンでウギンを下に送ったので忘却石以外に大きく盤面に干渉されず、2体の世界を壊すものにパスを当てられたのもあって残り5まで攻めました。ここで僕の盤面は極楽鳥復活の声と土地3、手札はフェッチ1でした。どうにか押し切れるか?といったところでお相手約束エムラ。コントロールされていたターンのドローは中隊。よりにもよって中隊。中隊をうつと聖遺や永遠の証人がいたはずですが何も見つけられず、フェッチもしてみましたが何も見つけらず、追加ターンで正気に戻ったので投了しました。

3戦目は先手で2Tトラフト+静寂の120点キープ。お相手は星スタートだったので静寂から。目論見通り動けなくなったのでトラフトで1度殴ると返しに難題が。場は固まりお相手は基本土地を引きますが沼。その後中隊で捕らえ2枚をめくり飛行で攻めて勝利。

苦手なトロンに2勝しつつの3-0で現実を疑います。でもヴェンディリオンとトラフトをしっかり採用したからだと思い直し前向きに4回戦へ。


4回戦 vsブリッジヴァイン LWW

1戦目はお相手先手で信仰無き物あさり。復讐蔦を2枚捨てられてわー1枚ロシア語だーなどと考えていました。2T目は縫い師への供給者と臓物の予見者と出されヴァイン8点パンチ。パスをうつも勿論予見者で生け贄にされ次のドローを見て投了。

2戦目は爆薬ありキープ。ラッパ手スタートもありお相手のゾンビトークンが攻められず硬直。その間に聖遺等を出しつつ互いに地上を固めるゲームが続きます。崇拝を出したころにはお相手は土地が4枚でしたが緑マナを用意していなかったため破壊的な享楽が打てません。僕は暇なときに爆薬をX=0で置いておき、ヴェンディリオンで享楽は下に送ってもらいました。弁論の幻霊も場に出していたので恐血鬼と橋と予見者で占術し続け大量のゾンビを並べ、おそらくゾンビで1まで削り蛮行のドレインがルーズなのでそれで決めるつもりだったようですが爆薬のことを忘れていたみたいで…勝ちです。

3戦目はマリガンしてマナ源が2枚ハンドでマナフラしたら負けるとフェッチを下に送ったら初ドローは崇拝。やらかしたかなと思いましたがどうにかつながります。復讐蔦が1枚ということもあり崇拝があることもありお相手は攻め手に欠けその間に飛行戦力で削り切り勝ち。軟泥が途中で出てきて橋を抜きゲインをしの大活躍でした。

噂のブリッジヴァインに当たり怖すぎだよ危なかったー崇拝ありがとーと思いつつ5回戦へ。


5回戦 vsブリッジヴァイン WW

1戦目はお相手が1T目に信仰無き物あさりでガルガドンと歩行バリスタを捨てました。まーたブリッジヴァインじゃんと思いましたがお相手が捨てているものがとても弱い。その間に地上を固めて飛行で勝ち。お相手が供給者へ蛮行を唱えたところでカンパニーで反射をめくってうまぶりポイントを稼いだのがハイライト。

2戦目は弁論の幻霊キープ。幻霊と崇拝でがっつり固めます。相手のマナが寝たところでヴェンディリオンで手札を確認すると破壊的な享楽が。難を逃れてそのまま飛行で殴って勝ち。

ブリッジヴァインは速度で勝てないから無理かと思っていましたが2ターン目までに復讐蔦を捨てられる展開以外ならラッパ手、反射、捕らえが2/3で聖遺がそれ以上なので時間を稼いで飛行ビートが成立しやすいため、勝負は2ターン目までのブリッジヴァインの引きに大きく依存すると分かりました。

5-0したからトップ8は確定じゃん後はID2回で楽々~と思ってスタンディングを確認すると5-0は僕だけ。おいおい6回戦もガチらないとだめじゃんと少し落ち込みます、ブリッジヴァイン戦は心によくない。


6回戦 vsホロウワン LWL

一応やりますかと聞くだけ聞きました、もちろんやりますと答えられました。そらそうよ。

1戦目は達人スタートされ少し後にフェニックスも追加されました。マナクリなしキープだったこともあり素早い攻勢に押し切られる形で敗北。

2戦目は地上を固めて飛行プランで勝ったはずです、細かいこと思い出せませんでした。

3戦目は再び達人スタートをされます。2ターン目までは五分かなでも土地が手札にないから不利かなと思うと燃え立つ調査が。ワンチャン有利になると思いましたが僕の知らない聖遺や3枚目の土地が落ち、次のターンには土地が置けませんでした。ここでのラグが致命的になり場を固められず負け。

流刑への道は一貫して炎刃の達人に使うようにしていましたがそれに疑問を持ちます。でも反射魔道士の存在もあり間違ってはいないはずだと思い直します。でも不安なままです。


7回戦前のスタンディングを見ると僕は4位、友人が6位。僕はオポネントについてよく知らなかったので友人に7位vs8位と9位vs10位がガチるはずだからIDすると8に入れない可能性があると教えてもらいます。そして発表される7回戦。


7回戦 vs相談してた友人 ID

試合開始後も少し相談してましたが互いに疲れていたこともありIDしました。天に任せることに。


そして発表されるトップ8。

無事僕は7位で通過できました。友人は9位でした。ガチってた試合の見ていた友人は8にいけそうと言っていたのでどちらかがトスをしたのだろうとのこと。

ここで把握していたトップ8のデッキはホロウワン、ブリッジヴァイン、トリココン、人間です。残り3人の方はデッキを把握できず試合へ。

QF vsホロウワン(6回戦の人) WW

1戦目は聖遺を立てアンコウを反射で返したりとしつつ残り2まで押されますがディスカードなしで達人が殴ってきたところにカンパニーでヴェンディリオンと軟泥をめくります。返せないなとお相手は投了。

2戦目は土地の伸びがあまり良くなく白マナが極楽鳥しかない状態でしたが、流刑を一貫して達人に当て、ウィットネスで流刑を回収し、フェニックスを捕らえで止め、お相手が信仰無き物あさりを墓地に置いたところでボジューカの沼。これが効いたようでこちらの飛行ビートが成立して勝ち。

6回戦で疑問に思った流刑の使い方が正しかったと分かった試合でもあり、リベンジが果たせたということでもあり、非常にうれしかったです。


SF vsトリココントロール LWL

1戦目はお相手がトリココンと知っていたのでラッパ手スタートしましたがスカ。対コントロールは2~4点を維持し続けるというプランだったのでそれに従って進めます。残り6まで追い詰めますがそこからはこちらの攻勢を全て捌かれてしまい負け。ここまでに35分かかりました。振り返るとお相手が遅かった気もしますが僕にはお相手のプレイが遅いと気づけるほどの気力は残っておらず…。

2戦目はトラフトキープで攻めるプラン。差し戻された後に復活の声を引いたのでそちらから出してみると打ち消されず流刑されます。ここでカウンターがないと気づけばいいのに引いてきた他のクリーチャーで様子見を続ける今日一番のミスプレイ。トラフトを出して削り除去されるも2枚目のトラフトで勝ち。ここでずっと軽蔑的な一撃を握っていたのですが否認だったらもう少し強気になれたと思うので構築ミスでもあったかなと。でもヴァラクート意識の軽蔑的な一撃だったのでモダン難しいと思うことにします。

3戦目ですがマリガンチェックを終えるまでに時間切れに。当然追加の5ターンに入るわけですがSEですから引き分けにはならずエクストラターン終了時点でライフが大きい方の勝利です。自分はフェッチショックデッキ、お相手は稲妻のあるデッキ、負け負けと思ってたらしっかり稲妻キープされましたので負け。時間無制限ならば3Tカンパニーからウィットネス2枚でごり押し勝ちプランハンドだったので勝ちだったと思いたい思わせて。


結果はセミファイナル敗退のおそらく4位でした。初ルール適用度:競技であることを考えると上出来過ぎな気もしますが今までの経験で身に付いた実力だとも思います。あまりデッキ被りを起こさず多くのデッキへの経験値を稼がせてくれる友人たちに感謝を。


構築に関してはサイドの軽蔑的な一撃1枚が否認だった方がいいかはとても悩みますがブリッジヴァインが今のTier1ということもあり、それ以外の74枚は現環境のベストバントカンパニーだという自信があります(好みで溢れかえる岸辺と霧深い雨林の枚数を調整するのはアリです)。ヴェンディリオンもトラフトもラッパ手も反射魔道士も1度強いと思った後に微妙かなと使うのをやめて理屈で強いのを確信してデッキに戻ってきたので正解までが長かったですがいいデッキになりました。バントカンパニーは強いです。


以上でモダンPPTQ参加レポートを終わります。

今シーズンはもうPPTQへの参加をするつもりはないですがまたモダンシーズンが来た場合は1度は参加して優勝を目指したいと思います。


ではまた。

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